会社の情報を、AIに入れてよいか
どこへ送るか、誰の約束で守られるか
見るところは、情報をどこへ送るのかと、誰の約束で学習に使われないのか。会社が法人向けのプランを契約していれば、AIの会社は学習に使わないと契約で約束している。個人のアカウントでは学習に使われることがあり、設定で止めても会社は確かめられない。パソコンで動くAIアプリも中身はクラウドへ送られる。AIを自分のパソコンや社内のサーバーで動かせば情報は外へ出ない。会社の情報は、会社が契約したAIに入れる。
会社の情報をAIに入れてよいかは、二つを見て決める。情報をどこへ送るのか。誰の約束(契約)で、学習に使われないのか。会社の情報は会社が契約したAIに入れ、個人のアカウントには入れない。その理由を、動く図解で追う。
法人向けのプランでも、不正な利用の調査などのために人が内容を見る場合や、一定の期間の保存はある。「学習に使わない」は「何も残らない」という意味ではない。
個人向けでも、利用者が設定で学習への利用を止められるサービスは多い。ただし、止めたという記録を会社が確かめる手段はない。
自分のパソコンでAIを動かす場合は、モデルのライセンスと、動かすためのツールが行う通信(更新の確認や、クラウドを使う機能)を確かめる。
ナレーション
- 00:00 – 00:16 二つの問い 会社の情報を、AIに入れてもよいでしょうか。見るところは、二つです。情報を、どこへ送るのか。そして、誰の約束で、学習に使われないのか。
- 00:16 – 00:34 会社が契約したAI 会社が、法人向けのプランを契約している場合です。AIの会社は、入れた情報を学習に使わないと、契約で約束しています。学習に使わないという約束がある点では、会社のクラウドにファイルを置くのと同じです。
- 00:34 – 00:56 個人のアカウント 個人のアカウントや、無料のAIでは、入れた内容が学習に使われることがあります。設定で止めることは、できます。でも、それは個人の設定です。会社は、確かめることも、取り消すことも、できません。
- 00:56 – 01:15 手元で動くAI パソコンの中で動く、AIのアプリもあります。その多くは、考える部分がクラウドにあります。手元で動いていても、会話やファイルの中身は、クラウドへ送られます。扱いを決めるのは、やはり契約です。
- 01:15 – 01:26 外へ出さない方法 AIそのものを、自分のパソコンや、社内のサーバーで動かす方法もあります。この場合、情報は外へ出ません。
- 01:26 – 01:38 まとめ まとめです。会社の情報は、会社が契約したAIに入れる。個人のアカウントには、入れない。